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膜性診断とは。 [双子妊娠生活 3カ月]

前回の続き、膜性診断について。

双子だと判明してすぐに勉強を始め、
すごく気になって早く知りたかったのがこの膜性診断。
後々のママさんの参考になればと思い、まとめてみます。

img01.png
出典/ http://baby.goo.ne.jp/member/ninshin/shinpai_baby/4/01.html


要は、子宮の中でどんな部屋割りかということ。

子宮の中で赤ちゃんはさらに卵膜という何層もの膜に包まれているのですが
そのうちの絨毛膜、さらにその内側にある羊膜の数によって部屋割りが変わります。

①二絨毛膜二羊膜(DDツイン)
二卵性双生児、または受精後48時間以内に分裂した一卵性双生児がこのタイプ。
胎盤も二つあり、それぞれの赤ちゃんが各自栄養や酸素、血液をもらえるため
比較的リスクが少ないタイプ。ひとりの赤ちゃんと同じ状況がふたり同時進行している形ですね。
私たち夫婦の個人的解釈的に言うと、シングル二つ。笑

単胎の赤ちゃんと同じように妊娠を進めていけると同時に、
それゆえ油断して無理してしまうママが多いのもこのタイプだそう。
どちらにせよ双子ちゃんは注意するに越したことはないと。

②二絨毛膜二羊膜・癒合胎盤
二卵性双生児、または受精後48時間以内に分裂した一卵性双生児のもうひとつのタイプ。
①と同じで胎盤は二つあるけれど妊娠が進む中でくっついて発育し、
見た目は一つに見えるタイプ。
こちらも比較的リスク少なめ。

③一絨毛膜二羊膜(MDツイン)
受精後3~8日頃に分裂した一卵性双生児。
羊膜はそれぞれの赤ちゃんが持っているけれど、胎盤はひとつ。
二人で胎盤を共有します。
リスクが高くなるのでしっかりと注意・管理が必要。
夫婦的解釈では、ツイン。

④一絨毛膜一洋膜(MMツイン)
受精後9~13日頃に分裂した一卵性双生児。
羊膜も胎盤もひとつ。
もっともリスクの高いタイプですが、割合も非常に少ないようです。
栄養供給のほかに臍帯(へその緒)が絡まったりすることもあり、厳重な管理が必要。
夫婦的解釈では、ダブル。


一絨毛膜の場合、胎盤が二人でひとつなので
赤ちゃんに送られる血液の量が偏って、血液が少ない赤ちゃんの発育が極端に悪くなったり、
たくさんの血液が送り込まれる赤ちゃんの心臓に負担がかかってしまう「双胎間輸血症候群」という
状態になることがあり、その管理のため設備の整った病院に転院することが多いようです。
今は治療が出来るそうなのであまり神経質になり過ぎるのも良くないけれど
早く発見・対応してくれる環境が必要なんですね。


双子の場合、この膜性によって今後の動き方?妊娠の心構えがかなり違うようなので
早く知りたかった膜性診断。
結果、ちびーずたちは③の一絨毛膜二羊膜。でした。

一卵性だとポピュラーみたいで一洋膜じゃなかったことに一安心。
だけど、一絨毛膜は管理入院もあり得るみたいだから
やっぱりすべてがかなり前倒しの準備となりそう。

インストラクター業も、早めにお休みをいただくことに。
やりがいもあって楽しい仕事を抜けるのは悔しいけど
ちびーずの命が最優先だもんね。

病院も決定。紹介状を書いてもらい、
今まで行っていたクリニックはこれで最後。

あまりに楽観的で説明が少ないと思っていた先生だけど
最後にじっくりいろいろ質問をすると、実はいい先生だった。
「双子はもちろんいろいろとリスクはあるけれど、9週まで生き抜いてきたんだから、
僕は二人とも無事に産まれてくる方にかけます。」
(まぁ、医療従事者として当たり前っちゃあ当たり前?)
と言ってくれたのが、なんだか心強かった。


膜性診断は、12週を超えると出来なくなるそうです。
10週頃が一番よい時期だそう。
こちらから言わないと教えてくれない先生もいるそうなので
双子ママは怖がらずどんどん積極的に聞いてくださいね!!




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